倍音と和音

和音というのは、複数の音を積み重ねて響かせた物です。
主に鍵盤の白鍵を1つ飛ばしに積み重ねていったような形の物が使われます。
(実際にはオクターブ単位で上下の入れ替えがあったりで単純な形をしている事はあまりありませんが)
例えばドミソ、とかそういう形ですね。
この形の時、平均率で調律された楽器(普通は平均率を使います)でこの和音を奏でると、ドの音の周波数を1として考えた時にそれぞれ1.259921、1.498307という周波数になります。
で、以前倍音は基となる音の一定倍率の音である、と書いたと思いますが、この定義のままだと和音もまた何らかの倍音の1種という考え方になってしまう事がわかると思います。
だからかどうかはわかりませんが、実際に倍音として扱われる音は、基となる音の整数倍の周波数の音、ということになっています。
上記のような形だと倍音としては扱わない、という事になっているんですね。
しかし、実は和音であっても整数倍の周波数を持つ物があります。
それはオクターブ単位で離れた位置にある音との和音です。
例えば一番低い音から数えて3オクターブ目のドと、4オクターブ目のドを同時に鳴らす、等の場合ですね。
この場合は、鳴らしている音がもしサイン派だった場合は2倍の周波数の倍音を含んだ音と同じになります。
DTMでは時々、このようにしてオクターブ単位で音を積み重ねることによって音に厚みを持たせるテクニックが使用されますが、理論的にはオクターブ単位に積み重ねた音は1つの音の2倍音を含んだ音と同等と見なせる為なんですね。

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